ベアキャニスター

ベアキャニスター

バックカントリーで、熊などに人間の食料を与えないようにするための容器。ベアキャニスターは,主にプラスチックの円筒形で、熊が壊せない強度とくわえて運べない大きさで、コインを使うとか、蓋のある部分を押しながら回すとか、人でないと開けられない構造になっている。キャニスター1個には、4日~6日分の食料が(1人分)入る。PCTではヨセミテ、セコイア、キングスキャニオン、ラッセンの4つの国立公園のウィルダネスでキャンプする場合は、キャニスターを使わなくてはならない。キャニスターは重くて(下の写真左側が約1.1kg、右は約0.9kg)かさばるため、ハイカーはヨセミテの手前のケネディメドウス(サウス)かローンパインでキャニスターを準備してソノラパスまで使い、ケネディメドウス(ノース)で送り返す。ラッセンは距離が短いので、途中のベアボックスのあるキャンプ場を利用するか、一日で通過する。ベアキャニスターについての詳細はhttp://noriandhiro.comの「トレイルガイド」か「JMT準備と計画」参照

ベアキャニスター 一般的に使われているもの 左には6日分まで、右には4日分までの食料が収納可(個人差あり)