ツオルムン・メドウス

ツオルムンメドウスの大草原

ツオルムン・メドウス Mile 942.5は,冬から春にかけて雪に閉ざされ,120号線(タイオガ道路)の開通後(5月中下旬が多いが、年によって違う)、ビジターセンター、スポーツ用品店、食料雑貨店とグリル、仮設の郵便局(局留めで荷物を送れる。土曜の午後と日曜は休み)、キャンプグラウンド(ウォークインのバックパッカーズサイトは1人5ドル)、ロッジ(要予約)が営業する。
ツオルムン・メドウスを中心に、タイオガ道路に沿っていろいろな方面へのトレイルヘッドがあり、ヨセミテの高山地帯を巡るハイキングやバックパッキングを楽しむ人々で賑わう。テナヤ・レイクからタイオガ・パス(ヨセミテ公園の東のゲート)まで、無料のシャトルバスが通うが、ヨセミテ・バレーまで行くならヤーツ(Yarts)のバスを使う。
マンモス・レイクスとヨセミテ・バレーを往復するヤーツのバスは、ヨセミテ・バレーでソノラ、マーセド、フレズノ方面へのバスに乗り継ぐことができる。また、マンモス・レイクスから、レノやローンパイン方面へのバスの便がある。
バスを使えば,ヨセミテ・バレーまで日帰りで往復できるので,ハーフドームやヨセミテ・フォール(夏の間は水量が少ない)を見るだけでなく,シャワーを浴びたり,コインランドリーで洗濯したりすることもできる。

ドノヒュー・パスからツオルムン・メドウスへ

ドノヒュー・パスを超えるとヨセミテ国立公園。石と岩の峠道を下り、森に入る手前のライエル・フォーク上流 Mile931 から,ヨセミテで現存する唯一の氷河「ライエル氷河」が遠望できる。

ライエル川に沿って下ると、少し開けたライヘル渓谷のバレーフロアに出る。ここから9マイルほどは、アップダウンのない平坦なトレイルがツオルムン・メドウスまで続く。谷間に広がる草原の緑と、渓谷を蛇行して流れるライエルの川の流れが美しい。立ち止まってライエル川の清流を覗き込むと、大きなマスがゆっくりと泳いでいる。厳しい峠道の連続で、疲れ切ったハイカーの心身をいやしてくれる光景だ。

マウント・ライエル 3993m(中央)とライエル氷河(ヨセミテに残存する唯一の氷河)

ツオルムン・メドウスに近づくと、ライエル・フォーク(支流)ともう一つの支流ダナ・フォークを渡る。この2つの清流は、ツオルムン・メドウスの120号線の手前で合流し、ツオルムン川となってヘッチヘッチィ貯水湖へ流れ込み、サンフランシスコ周辺(ベイ・エリア)の人々の飲料水となっている。

ツオルムン・メドウスは,冬から春にかけて雪に閉ざされ,120号線(タイオガ道路)の開通後(5月中下旬が多いが、年によって違う)、ビジターセンター、スポーツ用品店、食料雑貨店とグリル、仮設の郵便局(局留めで荷物を送れる。土曜の午後と日曜は休み)、キャンプグラウンド(ウォークインのバックパッカーズサイトは1人5ドル)、ロッジ(要予約)が営業する。

ツオルムン・メドウスを中心に、タイオガ道路に沿っていろいろな方面へのトレイルヘッドがあり、ヨセミテの高山地帯を巡るハイキングやバックパッキングを楽しむ人々で賑わう。テナヤ・レイクからタイオガ・パス(ヨセミテ公園の東のゲート)まで、無料のシャトルバスが通うが、ヨセミテ・バレーまで行くならヤーツ(Yarts)のバスを使う。

Yartsのバスは,マンモス・レイクスとヨセミテ・バレーを往復する。ヨセミテ・バレーを経由して、ソノラ、マーセド、フレズノ方面へ行くことができる。また、マンモス・レイクスから、レノやローンパイン方面へバスの便がある。
バスを使えば,ヨセミテ・バレーまで日帰りで往復できるので,ハーフドームやヨセミテ・フォール(夏の間は水量が少ない)を見るだけでなく,シャワーを浴びたり,コインランドリーで洗濯したりすることもできる。

ダナ・フォーク(ツオルムン川上流)の清流
ツオルムンメドウスの仮設郵便局とグリル
ツオルムン川からカシーデラル・ピークを眺める

ツオルムン・メドウスは,ありし日のジョン・ミューアが羊の群れと共に訪れたという大草原。草原の緑がシエラの真っ青な空の下で輝く。遠くに見える山々の中で,尖った頂を持つのがキャシーデラル・ピークで,大聖堂の尖塔のような形は遠くからでも見分けがつく。草原の脇でゆっくりと流れていたツオルムン川は,森の中に入ると透き通るベールのように岩の上を滑り、グレン・オーリンに近づくに連れ,次第に深く急な流れへと変化し,滝となって轟音を響かせる