ビッグベア・レイク

ビッグ・ベア・レイク

ビッグベア・レイク Mile 266は、トレイルから18号線を南に下ったリゾート地。冬はスキー、夏はビッグベア湖でウォーター・スポーツが楽しめる。郵便局は、トレイルヘッドから5 Mile のビッグベア・シティと、更に5マイル西で湖の中心に近いビッグベア・レイクの2カ所にある。ホステルは、ビッグベア・レイクにあるので、ほとんどのハイカーは、ビッグベア・レイクに行く。レストラン、コンビニ、マクドナルド、スーパー、ビッグ5(スポーツ用品)、コインランドリーが歩いて行ける距離にある。

湖畔のカフェと町のシンボルの熊

ビッグベア・レイクに行く日、朝は快晴だったが見る間に雲が広がり10時頃には雪が降り出す。すぐにやむだろうと、そのまま歩いたが、寒くなってレインジャケットを着る。12時に妻と18号線で待ち合わせだが、1時間早く着いた。雪は止んでいたがじっとしていると寒くて、体が冷えないようにダウンジャケットを着込んだ。妻の運転する車が峠に着いた時、町方向から来た車から一人のハイカーが下りた。降りて来たのはスネイクだった。最初に彼に会ったのは、アイデルワイルドで、その次は、ジギーの家だ。これからトレイルに戻る彼と天気がよくないことを話すと、彼は、レインジャケットは上だけしか持っていないという。それで大丈夫かと聞くと、大きな黒いごみ袋を取り出し、それをスカートのように巻いて見せた。

ビッグベア・レイクは、冬と夏に賑わうリゾート地で、その中間の4月は訪れる人は少なく、ホテルの料金も安い。カンポを出てから10日以上歩き続けたハイカーにとって、最初の町らしい町だ。ここでゼロディ(歩かない日)を設けて休養したり、家族と待ち合わせたりして過ごすハイカーが多い。

ビッグベアに向かう日、雲が広がり雪が降り始めた。
18号線で妻と待ち合わせ