カサ・デ・ルナ

トレイルエンジェルの家 カサ・デ・ルナ(月の家)

カサ・デ・ルナは、サン・フランシスクィト・バレー道路 Mile 478.2 に出てから西に1.5マイルの町グリーン・バレーにある。カサ・デ・ルナのアンダーソン夫妻は、ハイカーに食事や宿泊場所(バックヤードでテント泊)の提供やトレイル・ヘッドまでのライド(車に乗せてくれる)を世話してくれる。グリーン・バレーの町には小さなマーケットがあり、カサ・デ・ルナから歩いて行ける距離だ。

火災の後で荒れたトレイル レイク・ヒューズのTH付近 2016年5月

2016年のシーズンまで、478.6マイルのサン・フランシスクィト・バレー道路からレイク・ヒューズ道路485.8が発電所火災のため通行止めで,その区間はトレイルの北を通る2号線を歩くか、ヒッチハイクをするしかなかった。2017のゴスホックスの地図では、う回路が示されているが、火災で閉鎖されていると記されていなかった。2018年のゴスホックスでは、う回路も消えていて書き込みを読んでも閉鎖やトレイルが荒れているという情報はなかったので、問題なく通過できると思うが、478.2から511.0までは、火災の後で荒れたトレイルで進めずに引き返した下記の経験談しかない。

 

2016年発電所火災で閉鎖されていたこの付近のレポート

私は,お昼頃にカサ・デ・ルナに行き、その時、ちょうどレイク・ヒューズまで車を出してくれる人がいたので、同乗を頼んだ。火災の跡が残るレイク・ヒューズ道路のトレイルヘッド(マイル485.8)は、足跡はあったがトレイルはなかった。GPSを頼りにブッシュや山の斜面を登った。稜線に出るとトレイルの跡がラインになって見えたが、いたるところが雨で流され、表面の砂地は滑り落ちるくらいの急こう配なため、とても歩けなかった。私は、2マイルも歩かないうちに引き返して、レイク・ヒューズのホテルに泊まった。あとから来たハイカーにどうしたかと聞いたら,レイク・ヒューズ道路を南に折れてから300m先の未舗装の林道を登り488マイル地点でPCTに戻った。そこからは問題なかったと言っていた。あと1マイル進めれば火災の影響のないトレイルだったことを知って残念に思ったが、あのまま進んでけがをしたらもっと大変だった。

引き返した私は,翌日ヒッチハイクをした。乗せてくれたのは、カサ・デ・ルナのアンダーソン夫人で、彼女はハイカーたちを送っていった帰りに私を拾ってくれた。夫人はガソリンがあまりないと言いながらも、私をスリーポインツの三叉路まで乗せてくれた。私は、「昨日ドネイションをするのを忘れたから」と、車の中に20ドル残し、丁寧に礼を言って別れた。

パインキャニオン道路を歩いて511マイルでトレイルに戻った。その中間点の林道を経てPCTに戻れるルートもあるらしいので,現地近くになったら同じ道を行くハイカーから情報を得てどれを選ぶか決めるのがよいと思う。

カサ・デ・ルナは、サン・フランシスクィト・バレー道路に出てから西に1.5マイルのグリーン・バレーにある。カサ・デ・ルナのアンダーソン夫妻は、ハイカーに食事や宿泊場所(バックヤードでテント泊)の提供やトレイル・ヘッドまでのライド(車に乗せてくれる)を世話してくれる。グリーン・バレーの町には小さなマーケットがあり、カサ・デ・ルナから歩いて行ける距離にある。

 

カサ・デ・ルナのアンダーソン夫人から頂いた「PCT Class of 2016」のバンダナ