ラッセンのベアキャニスター

ラッセン国立公園の19.4マイルをキャニスターなしで通過するには
ラッセンのツゥインレイクなどでキャンプを楽しみたい場合を除き、たいていのハイカーはベアキャニスターなしで通過する方法を考える。
お勧めは、前日はチェスターに宿泊するなどしてハイウェイ36/89(一本で共有) Mile 1331.3からスタートする。15マイル先でキャニスター義務のラッセン国立公園に入る。そこから4マイル歩くとベアボックスがあるキャンプ場、ワーナーバレー(Warner Valley)がある。キャンプ場は有料で1サイト16ドルだが、各サイトにピクニックテーブルがあり、水道、トイレ、ごみ箱がある。
ラッセンNP内をキャンプしないで通過する方法もある。PCT上でラッセンの南北間は19.3マイルだが、ゴスホックスに紹介されているテントサイト間は25.5マイル( Mile 1341.7のDomingo Springsの近く~ Mile 1367.2のハットクリークの入口)。この距離を一日で歩けるならば、キャニスターは不要だ。ラッセン内は倒木が多くて焦りがちだが、水を余分に持つことと、ラッセンの遠景を眺めるゆとりを持てば楽しく歩けるだろう。
また、ワーナーバレーのキャンプ場から4分の1マイル西にハイカーに親切なドレイクスバッド・ゲストランチがあり、シャワーなどを無料で使わせてくれて食事もハイカー向けに割引で提供してくれる。虫よけなどが手に入る売店もあり、リサプライの保管料も無料だ。ランチは6月の第2週くらいから営業を始めるので早めの到着を予定しているハイカーは要注意。

ベアキャニスターを使いたい方は、ケネディメドウス・ノース(ソノラパスの西8マイル)からチェスターの郵便局にベアキャニスターを送り、 Mile 1373.4のオールドステーションの郵便局から送り返すこともできるが、送料はキャンプ場の料金より高くなってしまう。

ベアキャニスター

一般的に使われているもの 左には4~6日分、右には2~4日分の食料が収納できるとされている(個人差あり)

*ベアキャニスターについて詳しく知りたい方は、www.noriandhiro.com→トレイルガイド→(3)山での食料保管 参照