ハイカータウン

早朝のハイカータウン

ゴスホックで「変わった場所」と紹介されているハイカータウン。行ってみると趣味で作ったようなホテルや学校などの外観だけの建物が並んでいる。ハイカーのために作られたものではなかった。ハイカーたちは,施設の西側のテーブルがある場所に集まり,雑談をしたり何かを食べたりしている。私は,どこかに受付があるのかなと,うろうろしていたら,オーナーが施設を案内してくれ,「ドネイション(寄付)を10ドル」と言われた。夕方,そのオーナーは,ハイカーに「店に行きたい人はいるか」と聞いて回り,近くのハンバーガー屋を兼ねた食料品店まで車を出してくれた。

日が沈み始めると,ハイカータウンは,静かになった。賑やかに話をしていたハイカーたちが,一人二人と荷物をまとめ,水を入れてトレイルに戻って行く。この先20マイルの暑さが厳しい区間を,夜の内に歩くためだ。
昼間の暑さがどんなものか知りたかった私は,早めに休んで早朝に出発することにした。数名のハイカーがまだ寝袋を広げて寝ている。彼らを起こさないように、静かに水を入れてハイカータウンを後にした。

ハイカータウンのミニュチュアハウス ホテル
ハイカータウンのミニュチュアハウス スクール