スティヒーケン

スティヒーケン2580

ゴスホックの資料で「とても小さい町(Tiny Town)」と紹介されているスティヒーケンは、レイク・シュランの国立保養地。ビジター・センター、郵便局、キャンプ場(2カ所あるが、PCTハイカーが無料で泊まれるのはビジターセンターで申し込む町の南側)、レストラン、ホテル、食料雑貨店、フェリーの波止場、公共のシャワーとランドリーがある。町の中心は、バスの発着場となっているレストランと波止場がある辺りで、レストランのデッキは、観光客やハイカーが集う場になっている。

レストランの先(南)に、ビジター・センターがある。そこで、PCTハイカーだというと無料でグループサイトの許可証をくれる。指定されたグループサイトは、個別のサイトよりも上であったが、かなり広かった。近くのトイレはきれいで、建物には、水道、ごみ箱、ベアボックス、ピクニックテーブルがついていた。充電のための電源は、キャンプ場になく、隣のビジターセンターのトイレの廊下やレストランのコンセントを使った。

レストランの北に、郵便局があり、その隣にパブリック・シャワーとランドリーがある。郵便局でリサプライ品を受け取り、シャワーと洗濯に必要なクォーター(25セント硬貨)を両替してもらう。帰りにハイカーボックスを探したが、ない。昨年、ここに送った2つのパッケージは、この先が山火事になって、取りに行けなかった。後で、取りに行けないことを電話で伝え、捨てるかハイカーボックスに入れてくれるように頼んだら、応対した局員は、「ハイカーボックスに入れる」と応えた。そのハイカーボックスがない。親切に両替をしてくれたスタッフに面倒な質問をしたくなかったのでその場を後にしたが、ハイカーボックスがなくて「捨てる」と答えるよりも、「ハイカーボックスに入れる」と応えたほうが送り主が安心すると思ったのではないだろうか。

スチーブンス・パスから毎日雨だったが、スティヒーケンに着いた日と翌日は晴天。

ここに2泊する予定だったが、半日でシャワーと洗濯、それに昼寝もして休養は十分とれた。翌日は、遅めに出発でトレイルに戻ることにした。

スティヒーケンとハイブリッジを往復するバス
湖畔のレストランのデッキ、午後になるとハイカーの姿が多くなる
飛来した水上飛行機
シュランとスティヒーケンを結ぶフェリー
スティヒーケンのホテルの受付を兼ねた食料雑貨店
キャンプサイト