Cajon は、カホンと読む。この峠は、インターステートハイウェイ15の峠で、PCTではカホン・パス Mile 341.8に向かって下り、峠を過ぎたらまた山への登りだ。車道に出て少し北に行くとマクドナルドがあり,Wi-Fiがあることから大抵のハイカーはそこに立ち寄る。その隣にガソリンスタンドとコンビニ,さらに数百m北の138号線との交差点にベストウェスタンホテル(Best Western Cajon Pass)とデル・タコ(Del Taco)がある。昨日近くにキャンプした男性はPCTハイカーは68ドルで泊まれると、電話でそのホテルを予約していた。リサプライパッケージも預かってくれるというが、宿泊しなくても無料なのかはわからない。
カホン・パスの先は、 Mile 370.9のGrassy Hollow Visitor Centerまであてになる水はないので、2日分の水を持つ必要がある。ただ、カホン・パスから数マイル先に水のキャッシュがあったし、途中シーズナル・スプリングは2カ所あったので、その時の情報で、カホン・パスを出る時の水の量を判断すればよい。また Mile 363.5から2.7 Mile 下ったところにライト・ウッドの町がある。ホステル、郵便局、ギアショップ、スーパーなどがある
ビッグベア・レイク~カホン・パス
ビッグベア・レイクを出て2日目の夕方,ディープ・クリーク・ホットスプリングス(マイル308)に着いた。川の近くに温泉が湧いていて、ゴスホックのガイドにも気持ちよさそうに湯につかっている写真があったが,コメントの評はよくない。着いてみると評判通りの場所で,車で近くまで来れないのだが,大勢のキャンパーがいて騒がしい。あちこちにテントが張られごみの落ちている。私はそこを避け,0.5マイルほど下流でテントを張った。ほかのハイカーも同じようにしていた。
人造湖のシルバーウッド・レイクは州のレクレーション地。その奥にあるクレグホーン・ピクニック・エリア(マイル328)に水とトイレがある。いっしょにそこに着いたハイカーがここはPCTハイカーが宿泊できると教えてくれた。そのピクニックテーブルの近くでテントを張り,快適な一夜を過ごした。この日は,午前中と午後の2回ウォーター・キャッシュあり。午後の暑い中,木陰のクーラーボックスにあった水はありがたかった。
2つの回り道 マウンテン・イエロー・フロッグとプードル・ドッグ・ブッシュ(毒草)
390.6マイルで,マウンテン・イエロー・フロッグの生息地のためにハイウェイの脇を歩く迂回路がある。フロッグの生息地をさけるハイウェイの迂回路は交通量は少なく問題なく歩ける。
421.3マイルから9マイルの長さで毒草のプードル・ドッグ・ブッシュを避けるための回り道がある。山火事の後に繁茂するこの草は、葉の付き方がプードル犬の毛並みに似ていてすぐわかるが、う回路の林道の脇にも繁茂していて、そこでかぶれたというゴスホックの書き込みがあった。私はう回路を通ったが、トレイルを通ったハイカーも問題なかったという。この辺りでよく見かける草なので、見つけたら触らないことだ。
アクトンKOA
444.3マイル地点でサドル・キャニオン道路に出る。数百m東にアクトンKOAキャンプグランドがある。PCTハイカーは一泊15ドル。WiFi,シャワー,ランドリー,プール,食料雑貨も手に入る。ハイカーの評判はよい。